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グラスウール・アスベストってなに?それぞれの違いや危険度を解説!
2023.01.25
グラスウールとアスベストは見た目が似ているので、何が違うのかがわからない方も多いでしょう。
アスベストは危険性が高い物質であるため、グラスウールも危険性があるかもしれないと不安に思っている方もいるかもしれません。
そこで今回は、グラスウールとアスベストの違いを3つ解説します。
グラスウール・アスベストの違いがわからずに悩んでいる方は、本記事をぜひ、参考にしてください。
アスベストはグラスウールと違い肺病のリスクがある危険な建材
アスベストは吸音性や耐火性に優れた天然鉱物で、綿や羽のような柔らかさと多種多様な色合いが特徴です。
安い価格で手に入るため、以前は建設現場で多く用いられました。
しかし、アスベストの繊維を吸い込むと肺病を中心とした健康被害が発生する可能性があると明らかになってから、日本では使用が禁止されています。
ほかの建材と混ぜられて使用されている傾向が強いので、アスベストが混入しているかはプロにしか見分けられません。
そのため、アスベストを見分けたい時は、アスベスト作業員を呼び判断してもらう必要があります。
グラスウールはリサイクルガラス使用|アスベストと違い無害な建材
グラスウールは、資源ごみに出されたガラスを遠心力で吹き溶かして細かく繊維化した素材です。
グラスウールの繊維の大きさは4~9マイクロメートルと大きく、アスベストと同様に断熱性や耐火性に優れているため住宅用断熱材として使用されます。
グラスウールは伸縮性が強い素材であるため、熱を逃がしにくく長時間の間熱を保ちやすいです。
それに加え安く入手できるので、リーズナブルな価格で熱を保ち続けられます。
しかし、グラスウールは湿気に弱い傾向があるため湿度対策を行い利用せねばなりません。
グラスウール・アスベストの違いを3つ紹介
グラスウール・アスベストの概要について解説しましたが、具体的に何が違うのかがわからない方も多いでしょう。
ここでは、グラスウールとアスベストの違いを3つご紹介します。
グラスウール・アスベストの違いを把握し、現場での判断ミスをなくしましょう。
飛び散りやすさ
グラスウールとアスベストの違いとして、飛び散りやすさが挙げられます。
アスベストの繊維は0.02~0.35マイクロと細かいため、飛び散りやすいです。
アスベストの繊維が飛び散ると、肺の中に直接入り込んで細胞を傷つけてしまう可能性があります。
アスベストは肉眼で見れないほど小さな繊維であるため、空気中に舞い散り器官へと入りがちです。
そのため、アスベストが含まれているのかを事前に業者へ確認したほうがよいのです。
グラスウールの繊維は4~9マイクロと重いので、繊維が飛び散らず安全となります。
発がん性
アスベストは体内に入ると肺がんを発症させやすくする発がん性が高い素材です。
一方のグラスウールは発がん性が低く、体内に入ったとしても健康被害が発生する可能性は低い傾向にあります。
解体作業をする際に健康被害が懸念されるアスベストの除去作業は必要ですが、グラスウールは除去の必要がありません。
体外排出のしやすさ
グラスウールとアスベストでは、体外排出のしやすさが異なります。
基本的に気管支へ異物が入ると、人体はむせるなどの行為で反射的に排出しようとします。
しかし、アスベストの場合は繊維が小さすぎて体に異物が入っていると認識できず、体内に異物が蓄積され危険です。
一方のグラスウールの場合は繊維が太く、体の中に入りにくいです。
そのため体に悪影響を与えにくく、かつ異物認識による体外排出のしやすさもアスベストより優れます。
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中沢工業では、現在、アスベスト作業員を募集しています。
アスベストを吸い込むと健康被害を受ける可能性があるため、作業員になりたくないと考えている方がいるかもしれません。
ご安心ください、中沢工業ではアスベスト作業員に対する講習や安全管理を徹底し、従業員の健康を守る仕組みが揃っています。
作業員になれば業界全体が人手不足の傾向があるので未経験でも働けるうえ、現場経験を豊富に得られるので転職に有利です。
アスベスト作業員は、細かい作業が得意な方に適した仕事です。
アスベストが外に漏れないように配慮したり、アスベストを完全除去するまで次の業務に移れなかったりと細かな配慮が働くうえで欠かせません。
中沢工業では、一つ一つの作業を丁寧に行える人材を求めています。
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まとめ
グラスウールとアスベストでは飛び散りやすさや溶けやすさなどさまざまな点が異なります。
現在多く建材に使われているグラスウールには、危険性は全くありません。
しかし、かつて建材に使われていたアスベストには、肺病を誘発する危険性があります。
そのため、グラスウールとアスベストを間違えないよう気をつけねばなりません。
しかし、プロでなければグラスウール・アスベストを見分けにくい傾向にあります。
建物の解体作業時には、アスベスト作業員の力が必要不可欠なのです。
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